2012年、今年面白かったもの10

例年10個、その年に面白かったものをあげるというのをやってたんですが、なんか近年ぐだぐだで、書いたものも一部は終わったサ―ビス中に置き去りだったり、2011年のがどこだかわからない始末。今年は6個書いて2013年になってしまい、自分でもなんだかわかりませんがせっかくなので公開します。

九井諒子
「竜の学校は山の上」は去年発表の作品だが今年読んだ。「竜のかわいい七つの子」ももちろん。最近はあんまりマンガも読んでないので新発見とかなくて、お決まりのだけ買ってるような感じなんですが、これは買ってよかったなぁ。
外天楼も今年読んで評判通りとても面白かったけれども、今年はこの発見がうれしかった。


EPUB
電子書籍ではなくEPUB、そしてFUSEeについてはいろいろ書いてみたり実験してみたり可能性を探る一年でしたけれども、結局アウトプットとしてはユーザグループにたまに投稿する程度だったり。もう少しやりたいところであったんだけれども。


Readlists.com
http://readlists.com/
個人的に昨年一番興味深かったWebサービス。いろいろな意味で興味深いのだけれども、自粛しているのか検索さえ設けられていない。まぁそうかなぁ、という気もする。もごもご。


md2epub
https://github.com/shunito/md2epub
自分が書いたやつも載せておこう。これを書いたのは2012年の4月かぁ。文字通り初めてのRubyで今見てもぎこちない。自分用スクリプトのつもりがgithubにあげたら本職の方がForkして、あれよあれよという間に洗練されてgem化されてて笑いました。いやもうほんと、こういうのは嬉しいもんですね。
その後の展開的には、本職仕事が大変になって失礼しちゃったアレもあるんですけれど、昨年の何かをひとつ選ぶとしたらこれですかねぇ。


FUJI Rock Festival
2012年は久々に家族で参加。子供一人、幼児二人連れなので無理せずまったり、天候もそこまで厳しくなく、ビールと料理、音楽を楽しみました。今後しばらく無理だろうなぁ。


EPUB RISING
いやもうこういうの大好きな自分を再発見しました。ろっけんさん最高でした。


Virtual Machine
言語に対するこだわりはないどころか開発者ですらないのだけれどもインターネットが趣味と実益を兼ねている実情、諸々調べたりするわけです。で思うのはVMの時代であるよなということで。
技術関連ネタとしては新型不揮発性メモリとHTTP2.0などのプロトコルまわりも非常に興味深かったですが、まぁこれは2013年の話題でしょうね。というか新型不揮発性メモリの世界がまだうまく想像できません。
ところでChoromeのNative Clientが予想より進みませんでしたが、V8が優秀すぎたのかJavascriptを最適化してけばいいじゃん的な方向は熱かったですが、このまま始まらないまま終わっちゃうんですかねぇ。


HTML5
続いてでましたHTML5。一時のクラウドのようにぶっちゃけそれHTML5じゃなくね?的なモノまで含んで話題になりましたね。とはいえいろいろ着実で地道な進捗もあり関係者皆様ご苦労様であります。Canvasもすっかり市民権を得て。私がこれ(jqCandleChart)書いたのなんかもう2年以上前で今見ると酷いコードだよなぁ。
本来はJavascriptで単独項目になりそうな勢いで興味深かったんですが、なんだかJavascriptをコンパイルする流れの中でなんかよく分かんなくなってしまって後半ちょっと引いて様子見な感じの一年でした。


Apple ID
私のジョブズ知識の半分が電脳なをさんなのは関係無いですが、AppleIDのサンクコストで地球がヤバイ。Apple TVでAirPlayとか、共有フォトストリームをテレビで見るとかマジ凄い。Appleは個々の製品の出来もまぁよろしいんですが、ヤバイのはAppleIDですね。
実はテレビ➕ネットだけで家族で楽しめるTUTAYA TVもかなりいいんだけど、リモコンとソフトウェアキーボードで検索が苦しい。居間のテレビをネット活用とかアプリは2013年面白いんじゃないかな、と。


Leap Motion
https://leapmotion.com/
価格は69.99ドルということですが、ほしくてたまりません。
今一番やりたいのは実は非接触型の入力インターフェイスなんですけれどもやっぱ技術的な敷居も高そうでちょっと躊躇してます。今年どこかでやってみたいけど、まず実機買わないとだしなぁ。でも買いそう。誕生日あたりには。


とりあえず以上で10個ありますね。金融ネタとかは面白くはないので割愛ですが、何か忘れている気もするな。
FusionIOとかHFTへのGPU活用(というかすごいスイッチ?)とか技術面での革新的な処理速度向上はまだ続く中で、いかに問題を並列処理させるためにうまく小分けにするかというアイデアがより問われるんだろな、とか雑然と考えますが2013年どうなるんでしょね。
最大の問題は双子の幼稚園費用と子供の成長に伴うエンゲル係数の増大であることだけは確かですが。